着圧レギンスと着圧ソックスの違
着圧レギンスと着圧ソックスの違いですがまず、生まれた経緯が違います。
まず、着圧ソックスから説明しますと、着圧ソックスは足のくるぶしのみに装着する医療用の器具として生まれた物で、足のリハビリ用の器具として生まれました。
くるぶしの関節部分に負荷をかけるために生まれたのが着圧ソックスです。
アキレス腱などの弱った筋肉を鍛えるためのアスリートの傾けの治療器具として開発されたものが着圧ソックスです。
一方で着圧レギンスはというと、こちらは股下まで伸びたタイツになり、体を引き締めて細く見せるために開発された物で医療用ではなく美容目的で開発されています。
着圧レギンスは、後に体の全身を鍛えるためのトレーニングウェアとして生まれ変わりますが、生まれた当初は美容で足を細く見せるための製品です。
着圧レギンス、着圧ソックスの共通している点を上げるとすると脚に履く履物であるという点は共通しています。
ただし、美容目的で使用するのか、医療目的でリハビリ目的で使用するのかによる違いがあります。
着圧ソックスは当初、リハビリ目的で使用、開発されてきましたが、近年ではレギンスと同じ様に脚を細く見せるために、くるぶしよりも長くしたソックス状の着圧ソックスもあり脚のみを集中して加圧することにより足を細く見せる製品などもあり医療用と美容用の境目がなくなりつつあります。
また、スポーツレギンスという機能を特化させたトレーニングウェアもあり、風の抵抗を少なくしたり、水洗いすることは出来ないが金と臭いの発生を防ぐ素材で作られているなど機能面を強化したレギンスもあります。
美容と医療用の股下までないソックスタイプですと水洗いできる物もありますのでそうしたものと比べると完全なスポーツに特化した着圧トレーニングウェアは水洗いできないが性能面では優れており、体を鍛える部門では医療用のものよりも体に掛かる負荷は強いです。
このように着圧ソックスやレギンスには違いがあり、ソックスは脚周辺に効果を及ぼし、レギンスは股下まで効果を及ぼし、トレーニングウェアにいたっては全身にその着圧による効果を受けることができます。
レギンスの方が美容目的ではソックスに比べると着圧による締め付けが強い分、下半身全体を細く見せることができますが、難点としては上半身を締め付けることは無いため上半身を締め上げる場合は、トレーニングウェアになります。
上半身も鍛えるトレーニングウェアの場合、難点として圧により動きが制限される点ですがなれてくれば圧を感じたままでも自然に動くことが出来るようになりますので、トレーニングウェアの方が締め付けによる負荷は強く、トレーニング向けの圧ということもあり、ダイエット目的でも使用することが出来ますが運動をしないと効果は無いです。